歩くことが困難であったり、寝たきりの方は、健康で元気な場合と比べると運動量がかなり少なくなっています。
運動量が少なくなると、筋肉への栄養が行き渡らなくなり、筋肉が痩せて、やがて筋の萎縮(いしゅく:しぼんで縮むこと)が起こります。
筋の萎縮が起こり、弾力が無くなってくると、身体の関節を動かすことが出来る範囲がせまくなり、やがて関節が固まってきます。(拘縮[こうしゅく]:関節が固まる事)
マッサージや他から働きかけて行う運動などにより、筋肉の収縮をうながして血液やリンパの循環改善を行うことで、関節の拘縮予防となり、身体に残っている機能を維持、改善することが可能です。